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▶ カチューシャの唄 — 松井須磨子 (1914)

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歌謡曲の誕生

下にスクロールして、源流から誕生までを辿る

1914年 — 劇中歌がレコード流行歌として大衆に届き始めた時代

日本古来の情緒を宿す都節音階やヨナ抜き旋律、日本語の叙情的な語り口の基盤を持ち込む。

再生中
1927年 — ティン・パン・アレーのヒットが蓄音機で世界を巡った時代

西洋の近代機能和声、洗練されたオーケストレーション、ダンスフロアを揺らすビート感・演奏手法を持ち込む。

After · 歌謡曲
歌謡曲

1929年の中山晋平・佐藤千夜子による「東京行進曲」は、ジャズ・フォックストロットのリズムと近代都市の風俗をヨナ抜きメロディに溶け込ませ、初期歌謡曲の金字塔となった。

都市のモダンなジャズのリズムと、哀愁のヨナ抜き旋律が銀座の舗道で出会った瞬間。

2つの源流が1つのジャンルへ

聴きどころ

  • 01 直感的な変化

    和の哀愁を湛えたメロディが、西洋ジャズやフォックストロットの軽快なモダンサウンドに乗って大衆へ響き渡る。

  • 02 構造の足し算 / 引き算

    ヨナ抜き短音階・五音音階の日本的旋律に、西洋近代の機能和声とビッグバンド/管弦楽アレンジを融合。

  • 03 歴史的な読み解き

    伝統的な流行歌の精神が近代録音技術と西洋ポピュラー理論を取り込み、近代日本独自の大衆音楽フォーマット「歌謡曲」を確立させた。