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歌謡曲

昭和初期に誕生した日本の近代大衆歌謡。日本古来の五音音階(ヨナ抜き・都節)による親しみやすく哀愁に満ちたメロディに、西洋近代の機能和声、ジャズやフォックストロット等のダンスリズム、オーケストラ編成を融合させて発展した。SP盤レコードやラジオ放送の普及とともに黄金期を迎え、戦後から平成初期に至るJ-POPの直接の母体となった。

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HEAD 歌謡曲 · 祖先 4 · 3 ROOTS

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このジャンルの楽曲

9 / 9 曲
01

洒落男

Frank Crumit (1928) → 二村定一 (1928)

米国のナンセンス・ソングを、浅草のエスプリと日本独自のモボ風刺へ不可逆に換骨奪胎した和製ジャズ歌謡の原点。

ボードヴィル・ノヴェルティから浅草モダニズム諷刺劇へのローカライズ初期和製ジャズソングの身体性とナンセンス歌謡の確立
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02

悲しい酒

北見沢惇 (1960) → 美空ひばり (1966)

先発の男性歌手による歌唱から、曲中の台詞挿入や陰影豊かな解釈によって、日本の歌謡・演歌史における最高峰の女性哀歌へと再構築した決定打。

台詞の導入と構成の刷新圧倒的な哀切ボーカル
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03

Million Roses

Aija Kukule & Līga Kreicberga (1981) → 加藤登紀子 (1987)

母娘の静かな哀愁を歌ったラトビアの人生賛歌から、全財産を薔薇に変えて捧げた画家の情熱的な悲恋物語へと劇的に変貌した。

モチーフの変容音楽的色彩言語の越境
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04

丸の内音頭

藤本二三吉 / 三島一声 (1932) → 小唄勝太郎 / 三島一声 (1933)

丸の内界隈の盆踊り歌が、東京全体のご当地音頭へ改題・再配役され、昭和の都市盆踊りの定番として再定義された。

地名の拡張タイトルの転換歌い手の再配役+1
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05

港町十三番地 (Minato-machi 13-ban-chi)

美空ひばり (Misora Hibari) (1957) → 美空ひばり (Misora Hibari) (1957)

横浜波止場ネットワークの Output 相。荷揚げした洋楽リズムと港町哀愁が歌謡曲規格へ結晶した瞬間。

港町規格国民的歌唱
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06

東京ブギウギ (Tokyo Boogie Woogie)

笠置シヅ子 (Shizuko Kasagi) (1947) → 美空ひばり (Misora Hibari) (1948)

横浜波止場ネットワークの Crucible 相。笠置のブギを、ひばりが巡業現場で身体化した瞬間。

現場の主役カバー元のルーツ巡業鍛錬
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07

酒は涙か溜息か

藤山一郎 (1931) → 藤山一郎 (1931)

古賀ギターの哀愁と藤山のベルカントが結び、昭和歌謡の標準フォーマットを刻んだ。

唱法の合流古賀メロディ
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08

東京行進曲

佐藤千夜子 (1929) → 佐藤千夜子 (1929)

ジャズのリズムとヨナ抜きメロディが都市の映画主題歌として合流し、初期歌謡曲の型を定めた。

都市の風景合流の型
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09

上を向いて歩こう (Sukiyaki)

坂本 九 (1961) → A Taste of Honey (1981)

日本語の歌謡曲が、歌詞ごと全編英語のラブ・バラードに書き換えられ、箏を乗せて再定義された一曲。

言語の交換箏のオーバーレイジャンルの移行+1
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