ソウル
1950年代末、初期R&Bのグルーヴに黒人教会ゴスペルのコール&レスポンスと熱量が合流して生まれたジャンル。レイ・チャールズらが聖と俗の境界を越え、感情を前面に出したポピュラー音楽として定式化した。
ジャンル系譜
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HEAD ソウル · 祖先 5 · 2 ROOTS
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このジャンルの楽曲
This Masquerade
泥臭いサザン・ルーツ・ロックの隠れた名曲を、涼やかなボサノヴァのリズムと端正なジャズ・フィーリングで再構築し、のちのジョージ・ベンソン版(1976年)へも橋渡しした重要な先駆的テイク。
A Song for You
スワンプ・ロック界の怪僧レオン・ラッセルによるブルージーな懺悔録を、気品あるオーケストレーションと透明なアルトボイスで磨き上げ、普遍的な愛のモニュメントへと変貌させた決定打。
Superstar
アングラなスワンプ・ロックの毒気を抜き、普遍的な孤独と切なさを湛えた最高峰のスタジオ・ポップ・バラードへとリファクタリングした名テイク。
Io che non vivo (senza te)
ピノ・ドナッジオによる哀愁のカンツォーネが、ダスティ・スプリングフィールドの手によって英米ポップス史に残る壮大なソウル・バラードへと劇的に再定義された名作。
The Windmills of Your Mind
ミシェル・ルグラン作曲のアカデミー賞受賞劇中歌を、ダスティ・スプリングフィールドがアメリカ南部メンフィスの音響空間で妖艶なソウル・バラードへと再定義した歴史的録音。
A Change Is Gonna Come
荘厳なシネマティック・ソウルの希望賛歌が、メンフィス発サザン・ソウルの泥臭い魂の絶叫として再定義された。
Please, Please, Please
ゴスペル唱法の熱狂がサザン・ソウルとして定式化され源流曲。ファンク誕生の歌の形(inputA)となる。
Will You Love Me Tomorrow
1960年に黒人女性ボーカルグループのシュレルズが歌い全米1位を獲得したブリル・ビルディング・ポップスの金字塔。1971年に作曲者キャロル・キングが『つづれおり』でテンポを落とした内省的なピアノ弾き語りとして自作自演し、職業作家からシンガーソングライターへの脱皮を象徴する再定義を遂げた。
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman
ジェリー・ウェクスラーの着想のもとゴフィン&キングがアレサ・フランクリンのために書き下ろし、1967年にゴスペル仕込みの圧倒的ダイナミズムで録音されたソウルの金字塔。1971年にキャロル・キングが『つづれおり』でセルフカバーし、日常に寄り添う親密で等身大のフォーク・ポップへと再解釈した。
Stand by Me
1905年のゴスペル讃美歌が、ベン・E・キングの手によって世俗的なソウル・バラードへ再定義され、普遍の連帯を歌うアンセムとなった。
Ooo Baby Baby
モータウン屈指のスウィート・ソウル名曲を、洗練されたウェストコースト・サウンドと圧倒的なボーカル表現で蘇らせたクロスオーバー・ヒット。
You Send Me
ゴスペルから生まれたソウルが、サム・クックの美声で全米ポップスの頂点へ到達した。
I Got a Woman
ゴスペルの熱狂とブルースの身体性が1本のレコードに合体し、ソウルが誕生した。
What'd I Say
同じ「What'd I Say」が、即興から生まれたR&Bの実験から、ソウルを定義する音楽へ。
Heat Wave
同じ「Heat Wave」が、ゴスペルの熱を帯びたソウルから、軽快に届くポップ・ロックへ。
You're No Good
同じ「あなたは最低」という歌が、未練を抱えた告白から、自分で関係を終わらせる宣言へ。