ロックンロール
1950年代、カントリーのドライブと初期R&Bの8ビート/リフが交差して生まれた音楽革命。ロカビリーを筆頭とするサブスタイルを内包し、シンプルで力強いビートが世界中の若者を掴んだ。クリケッツの「It's So Easy!」は、その黎明期の反骨と勢いを今に伝える典型例。
ジャンル系譜
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HEAD ロックンロール · 祖先 8 · 3 ROOTS
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このジャンルの楽曲
Just Like Tom Thumb's Blues
ボブ・ディランの醒めたフォーク・ロックを、重厚なドラムと豪快なギターリフが唸る7分超の本格的ルーツ・ロックへと再装填し、国境の町の疲弊と再生をリアルに描き出した円熟期の到達点。
Ticket to Ride
ビートルズのロック・アンセムを大胆に減速・解体し、深い喪失感を湛えた静謐なポップ・バラードへとリファクタリングしたデビューの決定打。
Rock and Roll Music
チャック・ベリーが1957年に宣言したロックンロールのマニフェストを、ザ・ビートルズが1964年のアルバム『Beatles for Sale』で猛烈なガレージ・エナジーとともに再爆発させた決定打的テイク。
Back in the U.S.A.
チャック・ベリーが1959年に発表した日常のアメリカ文化への讃歌を、リンダ・ロンシュタットが1978年のアルバム『Living in the U.S.A.』冒頭でエネルギッシュなストレート・ロックとして再定義した名演。
Diana
カナダ発のティーン・ロックンロールが、日本語訳詞とロカビリー歌唱によって日本の若者文化へ移植・再定義された。
Long Tall Sally
ジョージア黒人教会のファルセット・シャウトとピアノの打楽器連打から生まれた8ビートの怪物が、1962年の邂逅を経てリバプールの4人組ギターロック編成へと不可逆再定義された決定的瞬間。
I Saw Her Standing There
タイトな8ビートと4人組アンサンブルが、ブルース・ロック誕生の英国側演奏規格の源流となった。
Twist and Shout
米国R&Bを、ハンブルク現場で鍛え上げたビートルズがタフな高速ロックンロールへ変異させた波止場ネットワークの Crucible 相。
Eight Days a Week
ドラムとエレキギターの8ビート・アンサンブルが、フォーク・ロック誕生の動き側の源流となった。
Folsom Prison Blues
列車ソングと監獄ソングを合体させ、アウトロー・カントリーの精神の礎となった一曲。
Blue Suede Shoes
ロック、カントリー、R&Bのチャートを同時に制覇した、ロカビリーの魂を宿すアンセム。
That'll Be the Day
50年代ロックンロールの原点ともいえる瑞々しいビートを、70年代アリーナ時代に響き渡るタイトで力強いロック・アンセムへと昇華させた。
Tutti Frutti
「A-wop-bop-a-loo-bop-a-lop-bam-boom!」という叫びとともにロックンロールの8ビート規格を打ち立てた原典。エルヴィスによるギター主導のロカビリー的再解釈と、パット・ブーンによるポップス漂白カバーが対比を生んだ決定的録音。
I Got a Woman
ゴスペルの熱狂とブルースの身体性が1本のレコードに合体し、ソウルが誕生した。
Hound Dog
黒人R&Bのオリジナル「Hound Dog」が、エルヴィスのロックンロールでティーンエイジャー市場を主役に据える社会現象へ。
Maybellene
伝承曲の骨格とエレキ・ギターのリフが合流し、ロックンロールの原型「Maybellene」が完成した瞬間。
How Do I Make You
デモで埋もれたパワー・ポップが、ロンスタットの声を得てニュー・ウェイヴ期のトップ10ヒットへ。
It's So Easy!
同じ「恋に落ちるのは簡単」が、埋もれた1950年代のロックンロールから、確信を持ったトップ5ヒットへ。
When Will I Be Loved
同じ問いかけが、ロカビリーの2声から、3声が重なる軽快なサザン・ロックへ。