▶ Bob Dylan

Just Like Tom Thumb's Blues

Bob Dylan (1965) → Linda Ronstadt (1998)

1965年 — ディランのエレクトリック革命とフォーク・ロック確立の時代
原曲
Bob Dylan — 1965

ロックンロール

1965年の大名盤『Highway 61 Revisited』収録。メキシコの国境の街フアレスを舞台にした放浪と退廃、幻滅を、タック・ピアノと淡々としたブルース・コードに乗せて歌ったディラン屈指のシュルレアリスム詩。

再生中
リンダ
Linda Ronstadt — 1998

ロックンロール

1998年のアルバム『We Ran』に収録。名匠グリン・ジョンズがプロデュースを手掛け、7分40秒を超える長尺の本格的ブルース・ロックへと拡張。熟練したバンドの生々しいグルーヴと、酸いも甘いも噛み分けたリンダの深みのあるアルトボイスが炸裂する圧巻のテイク。

ボブ・ディランの醒めたフォーク・ロックを、重厚なドラムと豪快なギターリフが唸る7分超の本格的ルーツ・ロックへと再装填し、国境の町の疲弊と再生をリアルに描き出した円熟期の到達点。

原曲からリンダへ

聴きどころ

ボブ・ディランの醒めたフォーク・ロックを、重厚なドラムと豪快なギターリフが唸る7分超の本格的ルーツ・ロックへと再装填し、国境の町の疲弊と再生をリアルに描き出した円熟期の到達点。

  • 冷笑的なフォーク・ロックから長尺の重厚なルーツ・ロックへの変容

    原曲の淡々としたタック・ピアノの反復を、ヘヴィなリズム隊と唸るギター・ソロによる7分超の骨太なダイナミック・ブルース・ロックへスケールアップ。

  • 円熟した低音ボーカルによる「生々しい漂流者のリアリティ」

    ディランの抽象的で醒めたスポークン的語り口を、キャリアを重ねたリンダの深みあるアルトとタフなシャウトによって、人生の黄昏と疲弊を背負う生々しい叙事詩へと再構築。

別の楽曲を検索