▶ ジーン・リッチー

A Case of You

ジーン・リッチー (1952) → ジョニ・ミッチェル (1971)

Appalachian Folk / Mountain Dulcimer Ballad
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Contemporary Folk / Confessional Singer-Songwriter
1952年 — アパラチアの口承伝承がLP時代の幕開けとともに記録され始めた時代
原曲
ジーン・リッチー — 1952

Appalachian Folk / Mountain Dulcimer Ballad

アパラチア山脈の隔絶された共同体で、教会の賛美歌や素朴な物語歌の伴奏として爪弾かれていたアパラチアン・ダルシマー。伝承歌を受け継ぐリッチー家出身のジーン・リッチーが1952年のデビュー盤で、ケンタッキー山岳民謡とともにこの楽器の素朴な弾き語りを記録し、都市フォーク・リバイバルへ橋渡しした。

再生中
再定義版
ジョニ・ミッチェル — 1971

Contemporary Folk / Confessional Singer-Songwriter

ジョニ・ミッチェルはビッグ・サーのフェスティバルでダルシマーと出会い、名盤『Blue』(1971) の中核に採用。変則オープン・チューニングと親指ピックによるパーカッシブな奏法で、トラディショナルの素朴なドローン音を、痛烈な恋愛の傷と孤独を綴る洗練された内省的シンガーソングライター表現へと劇的に再定義した。

山岳共同体の素朴な民俗楽器が、1970年代ウェストコーストの内省的シンガーソングライター表現の頂点へと再定義された。

原曲から再定義版へ

聴きどころ

山岳共同体の素朴な民俗楽器が、1970年代ウェストコーストの内省的シンガーソングライター表現の頂点へと再定義された。

  • 民俗楽器→告白文学の核

    フォーク民俗伝承の枠からダルシマーを解き放ち、内省的シンガーソングライター表現の主役へ抜擢

  • 変則チューニングの開拓

    全音階の素朴なドローンを、ジャズ/フォーク的テンションを孕む複雑なオープン・チューニング和音へ

  • 共同体歌唱→個人の告白

    山岳の共同体歌唱から、個人の赤裸々な愛と痛覚を歌う告白詩へ主題を転換

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