▶ Sidiki Diabaté & Djelimady Sissoko

Duga — Cordes Anciennes

Sidiki Diabaté & Djelimady Sissoko (1970) → Toumani Diabaté & Ballaké Sissoko (1999)

1970年 — コラが初めて録音の主役となった時代

1970年にバマコで録音された『Cordes Anciennes(古代の弦)』は、史上初のコラのみによるインストルメンタル・アルバム。シドキ・ディアバテとジェリマディ・シソコという二大グリオ家の巨匠が、マンデ帝国の口承レパートリーを、五線譜に収まらない微分音の揺らぎと語りかけるような奏法で記録した。この音程の揺らぎこそ、のちにブルースが「ブルー・ノート」として引き継ぐ源流。

再生中

1999年、父たちの代表作への応答として、息子のトゥマニ・ディアバテとバラケ・シソコが『New Ancient Strings』を録音。バマコの会議場の大理石の廊下で、一夜の一発録音。伝統の骨格はそのままに、現代バマコで花開いた新しいテクニックとスタイルで再構築された、世代を超えて受け継がれるグリオの系譜。

同じグリオの系譜が、1970年の父たちの「古代の弦」から、1999年の息子たちの「新しい古代の弦」へ、世代を超えて再定義された。

原曲から再定義版へ

聴きどころ

同じグリオの系譜が、1970年の父たちの「古代の弦」から、1999年の息子たちの「新しい古代の弦」へ、世代を超えて再定義された。

  • 世代の継承

    父たちの1970年録音から、息子たちの1999年録音へ、同じレパートリーが受け継がれる

  • 録音の在り方

    学術的なフィールド録音から、大理石の廊下で響く一発録音のライブテイクへ

  • 微分音の源流

    ブルー・ノートの源流となる音程の揺らぎをそのまま伝える

  • 語りの継承

    口承の歴史語りが、コラのインストルメンタルとして磨き上げられる

別の楽曲を検索