▶ Johann Pachelbel

Rain and Tears

Johann Pachelbel (1680) → Aphrodite's Child (1968)

→
Psychedelic Pop / Baroque Pop
1680年 — バロック室内楽の時代
原曲
Johann Pachelbel — 1680

クラシック / 西洋和声

1680年頃に作曲されたとされる3つのヴァイオリンと通奏低音のための教会室内楽。パッヘルベルの死後は完全に忘却され、20世紀半ばまで一般に演奏されることはほぼなかった。

再生中
Rain and Tears
Aphrodite's Child — 1968

Psychedelic Pop / Baroque Pop

1968年、ギリシャ出身のヴァンゲリスとデミス・ルソスによるバンド「アフロディテス・チャイルド」が発表。パイヤール室内管弦楽団の再録音(1968)と呼応するようにカノン進行をポップスへ導入し、全欧メガヒットを記録した。

眠れる古典対位法をポップスの循環コードへと不可逆変換し、後世の「カノン進行ポップス」の潮流を決定づけた歴史的再定義テイク。

原曲から再定義版へ

聴きどころ

眠れる古典対位法をポップスの循環コードへと不可逆変換し、後世の「カノン進行ポップス」の潮流を決定づけた歴史的再定義テイク。

  • バロック通奏低音からポップス黄金進行への構造的転生

    250年以上忘却されていた3声対位法と通奏低音の下降進行を、ヴァンゲリスがキーボードによる4小節ループのポップス循環和声(カノン進行)として規格化。

  • ハープシコード書法とデミス・ルソスのファルセットによる哀歌化

    典雅なポリフォニーアンサンブルを解体し、電子オルガンと歪んだファルセット・ボーカルを衝突させ、60年代末のヨーロッパを席巻するサイケ・ポップ哀歌へ変異させた。

別の楽曲を検索