▶ Arthur Crudup

That's All Right

Arthur Crudup (1946) → Elvis Presley (1954)

1946年 — 戦後のブルースがリズムを際立たせ始めた時代

アーサー・クルーダップ版は、12小節ブルース進行の上で歌うデルタ系ブルース。シンプルなギターの伴奏に、ウッドベースとドラムが刻む。RCAビクターから発売されるも、当時は大きなヒットにならなかった。

再生中
再定義版
Elvis Presley — 1954

ロックンロール

エルヴィス版は、同じ曲を「少なくとも原曲の倍の速さ」で歌い直した。スラップ・ベースと跳ねるギターが刻む4ビートが、休憩中の即興から生まれ、サム・フィリップスを飛び出させた。ロカビリー最初の1曲として、ロックンロールの始まりを告げる。

同じ「That’s All Right」が、揺れるブルースから跳ねる4ビートのロックンロールへ。

原曲から再定義版へ

聴きどころ

同じ「That’s All Right」が、揺れるブルースから跳ねる4ビートのロックンロールへ。

  • テンポの倍増

    落ち着いたブルースから、原曲の倍の速さへ

  • ベースの主役化

    伴奏のウッドベースから、スラップで刻む主役へ

  • 即興からの誕生

    休憩中の遊びから、プロデューサーが止めた録音へ

  • 生まれた音

    ブルースの曲が、ロカビリー最初の1曲になる

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